令和6年度 中学生の「税についての作文」
小石川納税貯蓄組合連合会 ・ 小石川税務署
小石川税務署長賞
税金で助けていただいた大切な弟
京華中学校3年
岡崎 遼
ぼくの弟は、生後一ヶ月頃に血便がでて、顔色が青白くなりぐったりして、救急車で運ばれ、緊急手術になった事がありました。今回税の勉強するまでは、命を救ってくださったお医者さんだけに助けられたと思っていました。でもその裏側では、救急車代、手術代入院のベッド代、お薬、点滴など多額の金額がかかっていて、それは国民一人一人が納めている税金のおかげで助けられた命という事を知ることができました。弟は今はとても元気になり笑顔で過ごすことができています。今回このテーマの作文を書くことで、家族で税金の大切さを話し合い、今生かされている命に感謝の気持ちをもって生きていこうと再認識することができ、家族の絆も深まりました。今後医療の面でも国民で支えて一人でも多くの笑顔が見れるように続いていってくれたらうれしいです。そしてこの弟の経験の話を親になった時、税金の大切さを伝えていけたらと思います。
また、今までは自分の親が税金を支払っている事も知らず、ぼくはあたりまえのようにご飯を食べて、学校に行き、部活、好きなことをやって何も不自由なく生きてきました。しかし今回税金の勉強をして、ぼく達や日本の将来のために、親や周りの大人、先祖の方々が社会貢献をしてくれてきたおかげで、ぼく達は幸せで安心できる生活が送れていることも知ることができました。これからの生活はあたりまえではなく、色々な事、色々な周りの人に感謝をして、一日一日を大切にしていこうと思いました。ぼくも今できる社会貢献は消費税を納めることしかできませんが、将来ぼくが親になった時は、税の大切さを子供、孫とバトンをつなぐように伝えていってぼくも納税できる時がきたら、今まで自分が支えられてきたように、今度は自分が日本を支えていけるようなかっこいい大人になりたいです。
大事な税金を納めている国民は、よりよい日本にしていくためにも、税金の無駄遣い、少子高齢化社会問題、今後起こるかもしれない自然災害などにも関心をもち、正しい知識を得て家族で話し合う事も大事なのかと思いました。
今回弟の命を助けられた税金、一人では何もできなかったけど日本の国民が集まることによって助けられる命。ぼくは日本という国の国民の温かさを知り、日本に産まれたことに誇りをもち税金の大切さを伝えていきたいと思います。