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文京区の北東部にある閑静な街、白山。そこには、多くの人間ドラマを背景にした歴史的な名所が点在しています。
白山ってどんな街?ゆるやかな坂と並木道に囲まれた、シタマチ風情が感じられる安全で静かな住みやすい街です。住宅地の中にはお寺や神社、学問が点在しています。古くからの商店もたくさんあり、訪れた人を家族のように温かく迎えています。白山の小噺
白山には、明治から大正・昭和にかけて有名な花街がありました。花街とは三業地ともいい、1)置屋(芸者や遊女を抱える店)2)料理屋3)待合(遊興所)が営業をしていました。白山の花街を見て、他の多くの花街も生まれたといわれています。今では店は閉まりましたが、戦災からも逃れていることもあり、白山下の商店街近辺では古い木造建築や石畳が残っています。花街時代の空間を色濃く感じることが出来る場所です。
「八百屋お七」とは16才で恋慕の挙げ句に放火未遂を起こし、処刑された娘の話です。1666年に生まれたお七は天和2年の大火で檀那寺に避難した際、そこの寺小姓生田庄之助と恋仲となります。翌年、彼女は恋慕の余り、再会を願って放火未遂を越し捕らえられ火刑に処されました。この話は後に歌舞伎などで取り上げられ、江戸の悲恋として今もなお語り継がれています。駅からすぐの所に墓があり、恋の成就を願う人たちが数多く訪れています。
白山・白山下商店会 #FEEEED
白山下商店会第8代会長の小澤一雄さんを語り部とした番組が文京区広報課にて制作され文京区ケーブルテレビで放映(2025年2月3日放映)されました。白山地区の歴史を中心に白山の魅力を紹介しています。昨年の感謝市でも商店会では番組制作に全面協力させて頂きました。是非、ご覧になってください。